昨年から指のふしぶしが痛み、物を落とすなど、日常生活にも支障をきたすようになったのでついに整形外科へ。
医師には、昨年ビールを飲み過ぎたので痛風かもしれませんと告げたのですが、
医師の先生は「うーん、痛風は突発的に起こるものなので、よく診てみましょう」と、
自分の指を「こうやると痛いですか?」と丁寧に確認しながら触ってくださいました。
結局、診断結果は「慢性の腱鞘炎」。
「書くことが多い仕事だそうなので、職業病でしょうね」と先生。
自分が「利き手でない左手の指も痛むのは?」と質問すると、先生曰く「反対側にも症状は出ます」と興味深い指摘をされました。
そして不思議なことに、診察から程なくして一年以上苦しんでいた症状が劇的に緩和されたのです。
もちろん、先生のアドバイス通りにお風呂で指を温めたりストレッチをするようにはなったのですが、それも三日坊主レベル。
病院からは薬も処方されていません。湿布も薬局で買ってきたものをしたりしなかったりなのに。不思議な出来事でした。
質問されながら症状に名前をつけてもらう、痛い箇所に触れてもらう、というだけで起こった出来事。
人間のカラダの不思議さに感じ入ったのでした。
