子どもの頃、転んで擦りむいたり、タンコブを作ったりすると、母親が「痛いの痛いの飛んで行けー」とさすってくれた思い出がある人は多いのでは?
そして、痛みがやわらぐことを不思議に思ったのではないでしょうか。
お母さんの「痛いの痛いの飛んで行けー」はどんな風に子どもに作用しているのか?
これは、人間の声が脳を通じて神経や筋肉などに働きかけていることに起因しています。
ということは、日頃からもっと自分に対して「声に出して働きかけをする」というシーンがあっても良いのかもしれません。
肩が凝っている人は、肩をさすりながら「肩の筋肉がだんだん柔らかくなっていく」と肩に声をかけるとか。
お腹が冷えやすい人は、お腹をさすりながら「お腹がポカポカしてくる」と声をかけてみる。
脳に響くように声を出すと、自分に制限をかけているリミットが外れて自己変容しやすくなるという実験もあります。
自分の声を自分の体にかけてみてください。
