企業の研修で取り入れられるなど、マインドフルネスは盛んです。
ただ、気をつけるべきことが1つあります。
マインドフルネスは、意識を内に内に向けていくため、
「ネガティブにもポジティブにもドライブがかかりやすい」ということです。
例えば、私生活が順調でテンションが高い状態にある人は、マインドフルネスをやろうが退行催眠をやろうが、
「アラブの王様になった自分」とか「好きな人と空を飛んでいる自分」といったイメージがどんどん出てきます。
ところが、プライベートが苦境で精神状態も決してよくない人がマインドフルネスや退行催眠をやると、
「風呂場で手首を切る直前の自分」とか「子どもを流血するまで殴っている自分」といったイメージがあふれ出す傾向があるのです。
それでは、どうすれば良いか?第三者の力を借りて、安全な形で「ネガティブな精神状態とポジティブな状態の両方を経験する」必要があります。そのツールの一つが自己催眠だったりします。